HOME > 紀行文「目次」 > 「国境の島、対馬」紀行文の「目次・地図」 > 13 豊砲台跡
2019/5/17 旅行
対馬の北端、上対馬町・鰐浦の「豊砲台跡」へ、狭い道を上がって行くと10台ほど車が止めれる駐車場が有りますが、幸いにも一台も止まってません。
ここまで韓国人観光客は、来ないのでしょうか。
山肌に四角の穴が空いており、入口の看板に「30分間の電気が点き、その後自動で消える」と書いてあったが、電力ボックスのスイッチと思われる赤いボタンを押したけれど、電気が点かなかったでぇ。
懐中電灯を持っていたから良かったが、これが無かったら暗い穴の中を、オバケ出るかもしれんと思いながら、手探りで行かねばアカン所だった。
暗い通路を行くと、「砲動力機室」が有ったが、特に何かの機械が残っているという訳でもなく、機械を設置した土台ペースと思われる物だけが残っていた。
通路から明るい「砲塔部」へ出ると、丸い筒型の形状になっており、ここにどんな状態で砲台が置いてあったのかわかりません。
ネットで調べると軍縮条約で余った艦砲の一基2砲が「豊砲台」に設置され、その砲は空母「赤城」の主砲を取り外した物だそうな(「土佐」「長門」という説もあるらしい。)
当時では世界最大級の巨砲だったらしく、こんなへき地の山頂まで、砲を運んで来るのもタイヘンだったでしょう。
映画「ナバロンの要塞」は当然ながら「豊砲台」よりも大規模の砲と要塞だったが、あれはあくまでも映画の中だ:けの話ですから比較するのは無理かもしれない。
ちなみにこの「豊砲台」は、一発も弾を撃つ事は無かったそおです。
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