HOME > 紀行文「目次」 > 「国境の島、対馬」紀行文の「目次・地図」 > 20 武家屋敷
2019/5/18
「豆酘」より「厳原」へ戻るのに同じ道では面白くなく、また木造校舎「久田小学校・内山分校」の写真を撮るために別の山越えの道を行きました。
その途中に「鮎もどし自然公園」の看板が有り、どうせ大した事ないだろお・・と思いながらも、ついでの道筋だし対馬にはもう来る事もないだろうから・・と思って車を止めて川を見に行きました。
吊り橋が掛かっており川底を見ると、滑らかな石の河川敷で「吹割りの滝」の小型バージョンのような感じで、思った以上に見応えがあった。
「厳原」に戻って、市内の「武家屋敷」付近に駐車場がないかと探したが無い。
警察署の駐車場が空いてたので、観光客なのだが・・と事情を言って、少しの間だけ車を置かせてもらえないかと頼んでみました。
ホンマは黙って置いても良かったのだけれど、なんせ相手が相手なもんだから、ここはスジを通さなければと思いましてなぁ。
期待値としては半々でしたが、相手をしてくれた若いアンチャン警察官が気の毒そうに「個人的には何とかしてあげたいが、一つ認めると・・」と言うので、気持ちはわかるのでアッサリ引き下がりました。
自分が警察署で話してる間に、連れの越後屋が隣の「ハロワーク」が日曜なので車が止めれる事を突き止めたので、そこに車を置いて「武家屋敷」へ歩い行きました。
50年前に「厳原」に居た時は、この附近の国道沿いには、いかにも武家屋敷らしい大きな建物が連なっており(現在、家老屋敷付近)、国道と家塀の間には小川が流れており、家へ入るための石橋も架かってました。
通勤道だったので、わざわざ「武家屋敷」を見に行くほどでもなかったのですが、今回来た時には国道沿いの情景はが全く変わっており、情緒が有った家塀は全て無くなり、普通の家やら店に代わってました。
現在の「武家屋敷」と言われる所は、国道を迂回するような狭い道の通りになっており、今回初めて通りました。
「武家屋敷」の石垣は残ってますが、建物は新しくなっていたり、無人となって荒れ放題になってる家もあります。
ううむうぅぅ・・「萩」武家屋敷のよおに、もおチット古い家並みが揃っていれば良いのだが比べる方が無理なのか。
荒れた家は、家主の方々は跡取りも無く、お家断絶となったのでしょうか。
これを書いてる時に気付いたのですが、「武家屋敷」の通りは国道を挟んでもう一カ所有ったよおで、そこの通りの方が石垣や家並みが多いよおな気がする、見ておけばよかった。
やがて長い石垣の所へ来ると、説明看板があり
「石垣積みの特徴
石面の広い石材を適当な間隔に配置し、その間に小口部分を布積みにして詰め、これを「鏡積み」という。
陰陽に基づく配置を石垣全体に展開している特徴は対馬でしかみられない特徴である」と書いてあった。
おぉぉ・・言われてみれば広い石が所々に配置されており見事ですなぁ。
対馬の「武家屋敷」の特徴は、この「鏡積み」で囲まれた塀を特徴としているよおで、これは一見の価値があるかもしれない。
ちなみに「厳原」市内では、韓国人観光客がワンサと団体でウロついてましたが、この「武家屋敷」は中心部より離れているためか、あるいは存在を知らないのか、歩いていても一人も韓国人観光客と会わなかった。
時間が有ったので、ついでに「赤島」という島へ行ってみました。
この島へは、途中で「沖島」を通過していきますが、昔は橋が無かったそうで、それぞれの島へは船でしか行けなかったらしい。
対馬観光で、自分の知らない所で何かないかなぁ・・と探すと「「赤島」に橋が架かったので来てください」というようなHPが有ったのです。
「沖島」と「赤島」の間を「住吉瀬戸」と言うらしく、看板地図がありました。
「赤島」へ行ってみたが失礼ながら、これといった特徴も無く、そこらに有る島と変わらなく、すみません。
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