会津三十三観音霊場の記帳簿
16番「平沢観音」
会津三十三観音霊場「平沢観音」の場所も、ありふれた小さい集落の中に存在し、ありふれた感じのお堂でした。
平沢観音堂の壁にノートで作った「記帳簿」がぶら下げてあり、今まで会津33観音霊場を巡った箇所には、そのような物は無かったので珍しい。
パラパラッとノートをめくってみると、σ(*_*)が今住んでる付近の人が、別々の日に2人記帳しており、どちらも知らない人でした。
へぇ~・・隣県とはいえ、会津からはけっこう離れており、言っちゃあぁ悪いが「会津三十三観音霊場」なんてそんなに有名な霊場でもく、その存在も知らない人が多いのに、よく「会津三十三観音霊場」の存在を知ってたなぁ。
そいでもって、この平沢観音堂の場所を、よぉ~調べて巡って来たと思う。
σ(*_*)は、ネットで調べつくして会津三十三観音霊場の堂が有る場所を国土地理院の地図で確認して、ドエレえ時間をかけて印を付けて来たのに、この人達は、どうして調べたのかな?・・本でも売っていたんじゃろか?
たぶん車で迷いながら、この集落の細い道を来たんでしょうなぁ。
まさか、σ(*_*)のように自転車とか歩いて巡ったとは、とても思えん。
ネットで調べた時は、一人だけ会津33観音を歩いて巡った人のホームページが有り、参考にさせてもらいました。
17番「中ノ明観音」
次の17番札所「中ノ明観音」の場所は、地図で印を付けた時に集落?というより、会津市郊外の街中という感じで、わかりにくい場所じゃろなぁ・・と最初から予想しとりました。
行ってみると国道脇から入る小さい道がわからず、たいした距離でもないのに、札所寺へ行き着くまでの間、二人のオババに道を尋ねました。
あっ・・はい・・珍しくもオババ達は一応標準語を話してくれましたので理解できました。
札所寺が見えて敷地へ入って行くと、堂境内の横は広い墓地になっており、オババが玄関付近で孫の遊び相手をしとりました・・ノドカですなぁ。
参拝してから気がついたのですが、観音堂正面には山門が有り、仁王さんもガンバッテます。
どうやら脇門から入って、近道をしたらしい。
会話
次の滝沢観音へ行く頃になると暑くなり、越後屋が死にそうな顔して自転車を引っ張っており・・・ついに越後屋が・・
「足手まといになる私をここに残して、何卒、おでぇかんさまは巡礼を続け・・ぜひ御本懐を・・ガクッ(息絶える音)・・・」
と芝居がかった事を言い始めます。
「な・・何を言う、越後屋・・・。愛するおまえを置いて、どおして行かりょうか・・傷は浅いぞ、しっかりせい・・・まだ城は落ちぬ。」
と、心にも無い、書くだけでも恥ずかしい、ウソで塗り固めた、白々しい歯の浮くようなセリフを吐きながら、途中に有った大型スーパーへ入りました。
スーパーの中は涼しいでんなぁ・・ベンチに座ってソフトクリームを食べました。!(^^)!
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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