開発が進む高倉観音と龍の天井絵/会津33観音霊場
鳳凰地蔵
農道を「丸山」に向かって走ってると、タンボの中にポツンと浮かんでるような小山が有り、中腹に会津33観音霊場の高倉観音堂の屋根が光って見えます。
麓に神社があり、長い石階段がズウッ~と山の観音堂へ向かって、一直線に伸びており・・キツイなぁ・・・
階段の側に「鳳凰地蔵(地蔵一尊浮彫板碑)」と書いた案内板が有り、ほほおぉぉ・・・なんちゅう畏れ多くも、もったいない尊い名前の付いた地蔵さんじゃろ。
さぞかし特徴の有る地蔵さんじゃろなぁ・・と思って、付近に立ってる石碑を見ても地蔵さんらしい物は見あたりまへん。
まぁ、いいや・・と思い階段を上がると、途中に小さい祠の中にボソッーと石が立っており、お世辞にもキレイと言えない布が巻き付けてます。
これが「鳳凰地蔵」らしく、案内看板によると南北朝時代の物で、風化が進んでいると書いてったので、その通りで地蔵さんらしき姿には見えず、これはσ(*_*)の信心が足りんから見えない・・と言うわけでも無いと思う。
看板の前知識が無かったら、単なる石にコギタナイ、ヨダレ掛けを張り付とるなぁ・・と通り過ぎたかもしれまへん。
高倉観音堂
長い石段をヒーコラ言いながら登ると、やっと会津三十三観音23番札所「高倉観音堂」に着きました。
参拝してから高倉観音堂内を覗くと、天井に「龍」の大きな絵が極彩色で描いてあり・・おぉぉ!!・・まさか天井絵が描いてあるとは思わなかった。
こおいう天井絵を描いてある堂を見ると、歴史を感じますねぇ。
実は階段を登ってきたお堂側の山は、そんなに開発されてないように見えすが、この山の裏側半分はザックリと削り取られて無くなっております。
何で知ってるかというと、今朝、列車でこの付近を通り過ぎた時、車窓から眺めた景色の中に哀れにも山が半分ほど削られてる場所を見ていたので、まさか、その山が高倉観音の有る山だとは思わなかった。
上って来た高倉観音堂側から見ると、タンボの中に有るノドカな三角形をした山だったのですが惜しいなぁ・・、そのうちに、この山は崩されちゃうんじゃなかろおかと心配する。
上る時にヒーコラいいながら登った階段を、降りる時に数えてみると200段くらい有りました。
あんまり暑いので、麓の農協の売店でアイスクリームを食べた。
←前頁「相川観音」へ 次頁「関山観音」へ→
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
以下、広告です。
|
どんどん絵を描くことが好きになる!!
楽しく学んで、どんどん上達
上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら
|
|