HOME > 全国の木造校舎 > 青森県「目次」 > 青森-22 旧吹原小学校
所 在 地 青森県つがる市木造吹原畠元
撮影年月日 2018/9/3
木造校舎・廃校を最初に見つけたのは、下北半島の「田名部海辺33観音霊場」巡りをした時で、その時は、へえぇぇ・・今時に珍しく木造校舎が残っているのだなぁ・・という感じだったのです。
調べてみると全国各地に木造校舎が残ってるのがわかり、以後、木造校舎を目途に学校訪問をしました。
青森県には、過去三度来る機会が有り、最初の「田名部海辺33観音」、次いで「津軽33観音霊場」巡り、そして「イザベラ・バードの道」をたどったバイク旅行のついでに木造校舎を訪問しました。
今回で4度目の青森県訪問ですが、まさかこんなに何回も来るとは思わなかった。
それでも青森県には、まだまだ木造校舎が残っていたのですねぇ、たぶん今回訪問した学校以外にもまだ有るかもしれません。
そんな時に青森県の木造校舎をネットで探していると、「柵の向こう側」というブログに「旧吹原小学校」の事が掲載されていました。
前回の「津軽霊場」巡りの時に「吹原小学校」を訪問したはずだがなぁ・・と思って拝見すると、それは昭和47年に移転された学校で、その移転前の学校が紹介されてました。
はい、その情報を元に探したら有りました。
廃校「旧吹原小学校」校舎の外見は作業小屋ですが、「吹原農村公園」をグランドとして、太い桜の木が道路側に植えてあり、いかにも昔の元小学校らしい雰囲気で、二宮金次郎さんも薪を背負って勉強しています。
校舎周囲の写真を撮っていると、持ち主らしいアンチャンが来たので挨拶して「旧吹原小学校」かと確認し、中を拝見させてもらいました。
物好きだなぁ・・というような顔で(笑)ながら「何も無いよ」と言われ、ホンマにその通り何も無く、農作業の機械が置いてあるだけで、当時の物として残っているのは天井の梁だけらしい。
それでも当時の吹原小学校の形をそのまま残しており、農村公園側への出入口からグランドへ出たそうで、アンチャンは旧校舎の卒業生ではなく、新しい校舎の方だそうです。
だれか学校訪問に来るかと聞けば、だれも来ないらしく、そおじゃろなぁ・・今までほとんど知られてなかった学校だもん。
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