「龍飛」方面へは車で行き、なんせ「龍泊ライン」は途中に店も無く、バスも通ってなくキツイ所らしいので・・・
道の駅「こどまり」で一休みし、入口道端でヒマそうにしてるトッツアンからアイスクリンを買い、アッサリした感じでソフトクリームよりも、σ(*_*)はこっちの方が好きですねぇ。
「七ツ滝」を過ぎた付近に「みちのく松陰道」の案内杭が有ります。
へえぇぇ・・・こんな所・・と言っては失礼だが、こんな北のハズレ近くまで吉田松陰も来たんだ、知らんかったなぁ。
幕府から追われたのでしょうか・・それとも飲み屋のツケが溜まり過ぎたので、夜逃げでもして来たんじゃろおか・・・はたまた、愛人が出来て、それがカカアにバレちまい、手に手を取り合って駆け落ちしたんでしょうか・・・
「みちのく松陰道」の入口付近は、川沿いの林道のよおです。
これを書いてる時にネットで調べて見ると「みちのく松陰道」は、ちゃんと「三厩」付近まで道が整備されている(リンク切れてました。2020/7)のですねぇ。
松陰さんは、この付近までは海岸近くを歩いて来たのですが、この先に有る龍飛方面へは、さすがに海岸沿いに歩いて行けないと思ったので山越えしたのでしょうか・・熊が出るかもしれんのに・・・。
車道も、この付近から海岸を離れて山奥に入り、高度を上げて行きます。
途中から山霧が出始め、「坂本台」と彫った大きな石が道端に有り、何かオモロイ伝説でも有るのかと思って見たが特に伝説は無さそうで、石の裏面にはこの道路は自衛隊「第九施設大隊」が作ったらしい事が彫ってありました。
その後も高度を上げて山中へ入って行くと、ますます霧が深くなり、ついには全く見えなくなり手探り状態。
途中の展望所へ入ったが、霧のため何も見えない。
展望所から車道へ出る時、霧が深いもんだから車の来るのが見えず、あやうく2台の車とぶつかるところだった。
それでも、コンジョの有る人が居て、自転車旅行してるらしく押し歩いてる人が居ます。
下北霊場の時に出会った日本一周のトッツアンも、こんな風にして、ここを通ったのだろなぁ。
龍飛の「道の駅」へ行くと、「青函トンネル記念館」となっており、ここが「道の駅」なの?・・何か雰囲気的に、今までの「道の駅」とは違う感じがする。
とりあえず「青函トンネル記念館」に入ってみたが、入館料400円取られるので、金を払ってまで中を見る気がしなかったので早々に出ましたが、「道の駅」というよりも「記念館」の方が合ってると思うが・・・
龍飛崎灯台方向へ行くと、そこにも「道の駅」の看板が有るので、今度こそ、そこが「道の駅」かと思ったら、ほとんど何もなく・・・トイレだけ・・。
車から降りて途方にくれた顔していると、観光地に良く居る、車上で土産売りしてるオババが「どこから来た?」と話しかけ、「自分は「タッピのカアチャン」と言われて、「旅のツウ」の人ならば知ってる。」と自慢しており、車の側にはオババが紹介された新聞の切り抜きも飾ってあります。
これを書いてる時に調べてみたら、ネットにも出ており写真を見ると、そお言えば、こんな感じのオババだったなぁ。
カアチャンに「ここの「道の駅」と言うのは、どこの事なの?」と聞くと
「観光客の人から「道の駅」は、どこか?とよく聞かれるですがねぇ。 他の「道の駅」のように店等も無いしぃ・・記念館しかない。
地元の人間が役場にモンク言っても、ラチがアカンから、旅行している人達が役場に苦情の電話を入れてくれた方が効き目があると思うよ。」
「σ(*_*)、HP持ってるけれど、その事を書いても良いかなぁ?」 「うん、どんどん書いてやって。(^O^)」
「道の駅」は国土交通省の管轄だから、役場にモンク言ってもアカンじゃろなぁ。
まぁ・・確かに「道の駅」としては、ここ「竜飛」は失敗作だと思うし、どこかにモンクを垂れに言っても絶対に直さないと思う・・・それが日本のお役所つうもんです。(^O^)
カアチャンは海産物を一つまみをくれて、商品の説明をしますが、ううむうぅぅ・・確かに美味かったが、商品に値段が書いてないのが正直言ってコワイ。
価格が書いて有ったら美味しかったので、値段と商品によっては買っても良かったんだが・・・
「日本一短い国道」を聞くと、「すぐそこで、階段を半分ほど下りた所にスタンプが有るから押して来ると良いよ」と教えてくれました。
他の観光客が通りかかり、そっちの方へカアチャンが声を掛けたので、そのスキに礼を言って離れました。
「石川さゆり」の「津軽海峡冬景色」の碑があり、先程から観光客がボタンを押して、その歌謡曲をガンガン鳴らしており、あんまり頻繁にボタン押すと「さゆり」さんも、喉が枯れちまうでぇ。(^O^)
側に有る階段が「日本一短い国道」で、カアチャンが教えてくれた通り、途中に鳥の巣箱のようなスタンプ台が有りました。
龍飛崎灯台へ行ったが霧で、あまり海が良く見えない。
龍が番をしている「龍見橋」が有り、この先に中華街でも有るのかと思わせるデザインだが何も無い。
ここに砲台跡が有ったらしいが壊されており、残しておけば良かったのにぃ・・と思っても、もう遅い。
砲台跡の説明杭が無かったら、何でワケのわからんコンクリ塊が、こんな所に有るんじゃ・・完全にブチ壊して更地にすれば良いのにぃ・・と思っただろなぁ。
下へ向かう遊歩道は、隠れたお勧めの場所で景色が良いらしいが、なんせ霧が出ていたのでヤンピしました。
食堂で「ふのりラーメン」「若生おにぎり」を食べたが、ここら辺のオニギリはザブトン形なんですねぇ。
「越後33観音霊場」を巡っている時、宿で作ってくれた「おにぎり」もこんな形でした。
ここへ来るまでは、わからなかったのですが、龍飛は地名的には有名だが、下北半島・大間と違って小さい場所なので、思ったほど見るべき物が無かった。
霧が出ていたためかもしれませんが、その代わりに他の観光地と違って、まだ自然が残されていると思う。
以下、広告です。