「追良瀬」集落の分かれ道付近の川沿いに、休息所が見えたので一休み。
この頃になると急激に暑くなって来ており、水道の水を頭からかぶり、シャツを脱いで体に水をかけました。
休息所でペットボトルの氷水を飲み、グタアァ~~ッッ・・・もう動きたくない感じ・・ベンチにゴロンと横になったら、そのまま15分ほど寝てしまった。
車がほとんど通らない道を行くと、やがて津軽33観音霊場の9番札所「見入山観音堂」駐車場が見えました。
付近に赤い車輪が有るので見に行くと、どうも水車らしく、説明書きでも有れば良いのだが・・
広々とした休息所が設置されており涼しかったが、柱に何か書いて貼ってあります。
「あなたは何をしにきたのですか おまいりにきたんですか あそびにきたんですか」
うむうぅぅ・・一番聞かれたくなく、そぉ~っと隠しておきたかった事を、ズバリと突かれちゃったなぁ。
形・表面的には参拝だが、信心なんてコレッポチも無く、正直に言うとホントは遊びじゃけどアカンかったかなぁ・・まいったなぁ・・こりゃあぁ~・・致命傷でっせぇ、ダンナ。(^O^)ダハハハ・・・
「それともごみをすてにきたのですか ここはごみすてばではありません」
いえ・・そおいうつもりで来たのでは無く・・単なる遊びです・・・ホンマに、すんまへん・・・見る物を見たら、ジャマにならんようにトットと退散しますので・・と貼り板に頭を下げて謝っておきました。
鳥居の所に杖が置いてあったので拝借し、 最初は緩やかな飛び石が有りましたが、いきなり長い山道の急階段が続きます。
途中に新しい観音さんがあり、台座に「ケッパレ」と書いてあり思わず微笑み、おぉぉ・・・さすが東北・・方言を台座に書くとは、オヌシやるのぅ。
地元の人には意味がわかるかもしれませんが、東北以外の人は「ケッパレ」と書かれてもわからず、たぶん「ケッパレ」という言葉にまつわる、何か涙と鼻水が出るほどカワイソーな云われのある観音さんだと思うだろなぁ。
ちなみに「ケッパレ」とは「がんばれ」という意味らしいです・・・!(^^)!、そお言えば、美青年の頃に「けっぱり先生」という本を借りて読んだ事がありました。
この山道階段は津軽33観音霊場で一番キツイ階段だと思い、途中に不動堂があり「胎内くぐり」の石板が置いてありました。
これぞと思う穴に入りましたが行き止まりになっており、わからんかった。
後で越後屋に聞くと、やっぱり最初は行き止まりと思い、わからんかったが、その穴の右上に潜る穴が有って堂の後ろ横に出たらしい。
帰りにもう一度寄ってみると、確かに行き止まりと思った右上付近に穴が続いており、そこにカスれたペンキで「入口」「ちうい」と書いてあり、そんなに深い穴ではなかったですが、頭を2回ほどぶつけた。
不動堂の近くに「津軽33観音霊場」の9番札所「見入山観音堂」が有り、懸崖造りの清水舞台風建物になってます。
尺八参拝が終わると、越後屋が堂の横へ手招きして連れて行きます。
何かオモロイ物でもあるのかと思って行くと、馬の奉納が有り、それを見せたかっのかな?と思ったら、その後ろの板を見ろと言います。
板に落書きしてあり、明治時代に富山県氷見市から来た者らしく、あんな遠い所から、ここまで北前船で来たのだろおか、それとも当時既に鉄道が通ってたのかな?。
すんません、富山県はσ(*_*)の生まれ故郷で、落書きした人はたぶん先祖でも近所の人でも無く、縁もユカリも無いアカの他人だと思います。
そお言えば信濃33観音霊場にも明治頃の富山県人の落書きがあったなぁ、あの人は故郷の近くだったが・・・。
富山県人は、人が来ないような所まで来て、落書きして行く習性が有るんじゃろうか?、自分も書きたい気持ちはあるけれど、ガマンしてまだ落書きをした事は無い。
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