遠くに今朝出発した「鳴渕ダム」が望め、その向こうの山にも人家の屋根が見えて、よぉ~住んでいるなぁ・・・
歩いてると、けっこう大きい不動明王・地蔵さん等が立ってる石仏が有りました。
側の小屋にはコップや柄杓が置いてあるので、ひょっとすると霊水かな?、波板の蓋を取って見ると水が溜まっていました・・・飲まなかったけれど・・・。
さらに隣の小屋には弁財天の石仏が単独で奉ってあり、琵琶や頭の宝冠が一部金色になってます。
これだけの物が揃っているのだから、云われの書いた看板でも有れば良いのだが・・探したけれど有りませんでした。
「萩尾橋」を過ぎて、やがて車道と分かれて林道?へ行き、初めて民家が有るなぁ・・と思った所が篠栗88箇所霊場の49番札所「雷音寺」で、石階段を上がると境内には「お休み処」もあります。
久々に歩いたもんだから、だいぶ疲れて来た。
「雷音寺」庫裡・玄関口の鉢にキレイな花が咲いていたので、近寄ってみると造花でしたが下に「七人の小人」が居ました。(一番上の写真)
白雪姫が、どこかに居ないか探したが、近くのスーパーへ買い物に行って留守されてるのか、王子様と夫婦ゲンカして実家へ帰られたのか・・居ませんでした。
「雷音寺」堂前の机には、病気が直るやら・どうやらの紙が、やたらと置いてあり、加持祈祷のタグイだと思う。
尺八を吹いて参拝していると、突然、庫裡の玄関戸が「ガラリ」と大きな音を立てて開き、坊さんが出て来ました。
あらあぁ・・・昼寝しとる最中で音がウルサイ・・と叱られるのかな?と思ったが、黙って側で腕組みしながら尺八を聞いており、そおなると、まだ曲に対する自信が完全で無く、オマケに小心者だから、やっぱり少しあがります。
はい、こおいう場面が家の練習では得られない、もんのすごい緊張感のいる修行で、舞台演奏に匹敵すると思う。
そお言えば、四国遍路で尺八を初めて吹き始めた頃も、こんな感じだったなぁ・・。
参拝が終わって坊さんに挨拶し、納札を書いて箱に入れようとしたら、坊さんが「あっ・・もらいます」と言って受け取り「どこから来た?」などと聞かれて、少し話しをしました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「産安」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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