車道を歩き「萩尾橋」を渡り、この橋の図柄は「お遍路さん」なんですねぇ。(一番上の写真)
ぼちぼち夕暮れが近づき、歩く人影が長くなって来ます。
川沿いの車道を歩いてると、やがて「遍路道標識」が有り、見落とさないように二つも有りました。
遍路道を通り、再び車道に出て「五塔橋」の付近で寺の屋根が見えたので、それが70番札所「五塔の滝」かと思って喜びましたが・・寺には、札所番号の看板や緑の「八十八箇所」幟が立っていません。
それにしても、やたらと石仏が沢山置いてある寺だなぁ。
古い石仏ならば味わいが有って良いが、新しい物ばかりのよおで・・・建物が寺の形をしてなかったら、石屋さんの展示場と間違うかもしれん。
いえ・・実を言うと、最初はその通りに勘違いして、札所お寺さんも台所事情が苦しいから石屋の展示品を置くようになったのだと思い、それにしては「展示品」や値段を書いた看板が無いな・・と思いました・・ホンマに、すんまへん。
地図を確認すると「薬師堂」のよおで、この先にもう一つ遍路道を行ってから札所が有るよおで、危なかったなぁ・・・もう少しで荷物降ろして参拝する所だったでぇ。
そのまま車道を少し行くと、ガードレールの所より下へ降りる遍路道が有り、この道は急坂で、下から上って来る人はキツイ坂だと思う。
遍路道は、樹木の陰と夕暮れ時が重なり、大部暗くなって来ました。
そのうち「五塔の滝」が見え、細長い滝なので全体が写真1枚に収まらなかった。
川沿いに山道を歩くと、やがて土産物屋の売店のように、色とりどりの幟が立っている堂に着き、そこが篠栗88箇所霊場の70番札所「五塔の滝」でした。
無人でしたがキレイに掃除してある「お休み所」が設置されていて、時間が有れば椅子に座って瀬音を聞きながら、ここでゆっくり尺八を吹けば良いのだが・・。
堂の柱に「ここに猫を捨てないでください」と張り紙してあったが、2匹ウロついており、だれかが捨てて行ったのかもしれん、 ワルイ ヤッチャノオゥ・・・
そのうちの一匹の黒猫は波板に囲まれた小屋内に居て、越後屋が言うには腹がデカイらしい。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「産安」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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