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遍路日 2012.11.1(第4日目) HP掲載日 2013.10.12
行程(札所番号) 7→65→83→63→29→75善通寺→64→26→奥の院→篠栗駅
若杉山よりの下り道は木階段が続いており、「ゆるぎ岩」の標識も途中に有りましたが、脇道に逸れるようなので、そのまま木階段をおりました。
そのうち木立から視界が開けて、施設のような建物が見え車道に出て、よっしゃあぁぁ・・これで越後屋にモンク言われずにすんだあぁぁ !(^^)!ヨカッタナァ。
後で調べると、施設のような建物は「茶房わらび野」と言うらしく、近くに「文殊院」「養老の滝」が有るらしいが、先を急ぐのでパス。
ここまでは、略図に書いてある予定していた道を来たと思う。
で・・略図を見ると、車道の曲がり角付近に、下へ降りる道が有るはずだが・・と探してみれば、ススキに埋もれかかっている木柵の遊歩道を発見したが、この入口は、ここら付近に有るんだ・・・と、意識して探さないと発見しにくいと思う。
入口付近に生えているススキを見て、この先の道はどうなってる事か・・と心配しましたが、入口付近だけに生えており、少し行くとススキは無くなって普通の木階段の道になりました。
やがて車道に出て「押石」付近に「普門院」という堂が有り、お休み処も設置されてます。
堂の壁には「普門堂跡」「玉垣石」の説明が書いてあったが、よぉ~わからん。
入口にも「おさ石の言い伝え」と書いた、若杉山林道に地図を設置してくれた先程の「せと小 四年」の説明看板が有り、それによると神功皇后が休んだ時に、石に手形が残ったそうな。
最後に「※これが本物かどうか分かりません」と説明看板に付け加えてあるのが、何とも正直で微笑ましい。
で・・その尊いお方が残した手形を探したが、なんせ入口には大きい石とかチッコイ石が有るので、どの石に手形が有るのかわからん。
普通はたいてい、それらしく注連縄が張って有るもんだが・・・
越後屋は入口の「おさ石」と彫ってある石じゃないか・・と言うが、そんな尊い方が触った石に字を彫って加工するじゃろか?
境内を探すと、石で囲んだチッコイ岩?が有り、普通の石コロならば、わざわざ石で囲まないと思う。
これかな?・・手形らしいのは、わからんかったが・・・それとも「玉垣石」じゃろか?・・・だれか知っていたら教えてね。
略図によると「普門院」付近から川を渡って降りる道が書いてあるので、橋を渡りましたが人家の庭先のような感じで行き止まりのような気がします。
その先には細い農道のようなのが有りますが、それだ!!・・と自信を持って行くような道でもなく、家の人が外に出ていれば聞くのだが・・わからん。
σ(*_*)だけだったら、その農道のような道を通ってみたのたが、違ってたら越後屋がカワイソーなので、安全策を取って車道に戻りました。
車道を歩くとなると、けっこうな遠回りになるので、執念深く対岸へ行く降りる道を探しながら歩いてると、再び木柵の遊歩道を発見!!。
今まで歩いて来た遊歩道と同じ形式だったので、もお何も言わずに、どこへ続いてる道かわからんが、その道を信じて下りました。
そんなに距離は無く、出口には「奥の院」へ上る標識看板があり・・・あれっ?・・・略図に書いてあった川の対岸を渡る道は無くなっちゃったの?
いずれにしても若杉山「奥の院」からは、手探り状態で下りて来ましたが、運良く予定通りに最短コースを歩いて来たよおです・・良かったなぁ !(^^)!。
若杉山へ上がるのには看板標識が設置されているようですが、下り道の標識は、あんまり整備されてないよおです。
篠栗霊場を巡る地図は霊場会発行の100円地図で何とかなりますが、たぶんσ(*_*)のような「奥の院」から篠栗駅へ下りる歩き遍路も居ると思います。
願わくば、もおちっと若杉山の詳しいルート地図がネット等で公開されていると、ええのだが・・関係者の方々、なにとぞ御一考のほどを・・
「若杉」集落に出て、その後は予定通り篠栗駅まで行くと汽車は出たところで、次ぎまで1時間待たねばならず、椅子に座って痛い足をマッサージしていました。(一番上の写真)
篠栗駅には、巡礼「おつる」?とキレイな婦人のお遍路人形が飾ってあります。
「筑前山手駅」で下りると、駅構内の壁画には、ウサギさんのお遍路などが描いてありました。
篠栗一帯は、お遍路さんで地域を盛り上げようとしているようですが、若杉山の地図も整備してね。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「産安」を載せており、
聞いて頂ければ泣いて喜びます。
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