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 尺八を携え歩いた秩父観音霊場34箇所、真福寺境内  H18.5.6 UP


2番札所「真福寺」と「光明寺」/「秩父34観音」を歩いた霊場記

四萬部寺より真福寺へ、秩父34観音霊場記      真福寺へ校外道、秩父34観音霊場記     真福寺の山へ向かって、秩父34観音霊場記

 次の秩父34観音霊場の2番札所「真福寺」は山の上に在り、行くまではスンゲェ~登り坂で「ヒーコラ」言いながら歩く所だとHPで下調べしていたので、それなりの覚悟はしていました。

 まずはコンクリ舗装の道をテクテク・・・真福寺への杉木立車道、秩父34観音霊場記

 歩く途中の風景は人家や畑が有り、人里離れたサミシイ所を歩いてる気持ちではなく、どちらかというと「人家のお庭を拝見しながら歩いてる・・」という方が表現するにはピッタリするかもしれまへん。

 道が山に向かい始めると、ようやく人家が少なくなり、緩やかな坂道になってきましたが、それほどキツクはありまへん。

 後ろから車が来たので道を譲ると、1番札所「四萬部寺」で会ったオバハン達の一行で、オバハンが後ろを振り返りながら窓から手を振って行ます。

 きっと「あんらあぁ~・・こんなとこ歩いてはるわ、ヒマな人達やねぇ~」と話しとるのかもしれん。(^O^)

 杉木立に入る頃から、坂は少し急になり始めましたが、熊野古道・紀伊路の坂道から比べりゃあぁ、あぁたぁ~・・こんなのはカワイイもんで、子供どころか孫みたいような上り坂です。 真福寺 駐車場、秩父34観音霊場記

 頂上付近で犬の吠える声が聞こえ、イヤヤなぁ・・と思ってたら人家があり、その庭先にチッコイ犬が3匹居て、生意気にもエラソーに、こっちを向いて、いっちょうまえに吠えています。

 ウルセェ!!・・・脅かしやがってぇ!! こんなチッコイ犬なら、3匹や5匹位、タバになって掛かって来ても怖くないわい、スキが有ったらどこからでも掛かって来い(^O^)ワッハッハッハッハッ・・・。

 飼い主の家でも、σ(*_*)のような犬とケンカするアホな人間が居て、大事なワンコロが負けてケガしたらアカンと思ってか、家の柵から外へ出れないようにしてあります。

 良かったのおぅ、痛い目に会わなくて・・・今日のところは見逃してやる。(^O^)カッカッカッ・・・

 その人家の分かれ道を少し下ると、左手が2番札所「真福寺」の駐車場で、到着した時に先程のオバハン達の車が、次の寺へ丁度出発する所でした。真福寺 旧納経所、秩父34観音霊場記

 石の階段の上に、四国で言えば焼山寺の「一本杉庵」のような無人の庵があり、これが2番札所「真福寺」本堂かと思い一休みしました。

 その一休みした所から、上に続く古い階段と屋根が見えてましたが、その時は神仏分離により昔は併設されていた神社の屋根だと思ったのです。

 なんせ、「一本杉庵」のような感覚でいましたもんで・・・

 そしたら、あぁたぁ・・・ヒマつぶしに、どれ神社にも、ついでに寄ってみるべぇ・・・と階段を上がってみると、そこが秩父34観音霊場の2番札所「真福寺」本堂で、今まで居た庵が本堂だと固く信じていたので、あわてて荷物を置いていた庵へ尺八を取りに戻りました。真福寺 本堂、秩父34観音霊場記

 庵と思っていたのは昔の「納経所」の跡のようで、よかったなぁ・・無人の納経所に向かって尺八吹かなくて・・・知ってる人が見たら、あのアホ、どこに向かって吹いてるんじゃと笑われたじゃろおなぁ。

 境内にある案内看板を見ると、次の3番札所「常泉寺」へ行く途中で山道をショートカット出来る道が有るようです。

 そのショートカット出来る道が、どの辺なのかわからず、先程の駐車場入口付近にもそれらしい下り道があったので、それかと思って標識を確認しましたが、次の寺名が書いてなく、たぶん付近の人家へ行く道だと思い、そのまま車道を下って行きました。真福寺よりショートカット道の入口、秩父34観音霊場記

 下り道は、上がって来た道よりも急坂で、しかも短いS字カーブになっており、この道を上がって来るのならばキツく、四国で例えると高知県の「35番・清滝寺」の車道でっしゃろなぁ。

 テクテク歩いてると道端に古い大木が立っており、珍しいので写真を撮ろうとしたら、その木の所に民家が有って犬が唸り声をあげたので、あわてて止めて逃げた所にショートカットする道がありました。

 久々の杉木立の道で、途中に「岩棚 金木犀」の石碑が建っていましたが、どの木が金木犀なのか、よぉ~わからんかった。

ショートカットの杉木立の道、秩父34観音霊場記    光明寺・常泉寺への分岐道、秩父34観音霊場記   光明寺 藤棚の休憩所、秩父34観音霊場記

 橋の所まで来ると次の3番「常泉寺」へ行く道と、2番「真福寺」の納経所である「光明寺」へ行く別れ道になってます。

 別に納経するわけでも有りまへんが、それほどの距離でもなく、話しの種にでもなればと「光明寺」へ寄ってみました。

 人気の無い「光明寺」境内の藤棚の所で休んでいると、隣の保育所から先生に合わせて、「・・・小鳥もチッチッと歌ってるぅ~、先生、オハヨォ~、皆さん、オハヨォ~・・・」と子供達の元気の良い歌声が聞こえて来ます。

 中に元気の良い男の子が一人居るようで、歌っているというよりも、怒鳴っているようにも聞こえたが・・・ あれじゃあぁ~・・小鳥もビックリして「焼き鳥」にされるかと思って逃げちまうでぇ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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