HOME > 紀行文「目次」 > 五島列島・教会巡り「目次」と「地図」 > 5 浜脇教会・久賀島
2018/5/30 旅行
静かな入り江をテクテク・・・やや引き潮ですが、透き通った海でキレイです。
「大開」と書いた看板の側に「九州自然歩道」の標識が有り、地図を見るとそこから見える山麓の小さい小屋付近から「五輪」へ行く山道が有るはずだがなぁ。
送電線が山に向かって上がっており、その付近に沿って「九州自然歩道」が有る事になっています。
改めて山を見ると、けっこう高い山を上るようで、「九州自然歩道」を歩いたら苦労したかもしれず、タクシーで「五輪」まで行き、車道を歩いて帰って正解だったかもしれません。
久賀島の一番大きな町部の橋から「久賀小中学校」が見え、この附近に来るとかなり疲れて来ました。
この先、浜脇教会までの車道は、樹木が茂って景色がオモローないのがわかっているので、タクシー屋さんの看板も見えたので、タクシーで教会まで行く事にして見せへ行こうとしたら、ちょうどマイクロバスが出て来た。
手を挙げて止まってもらうと、今朝タクシーを運転してくれたアンチャンで、事情を話して料金を払うので浜脇教会まで乗せてもらいました。
「田浦」に団体が来るので迎えに行くらしく、もう少し遅かったら乗れないところだった。
「浜脇教会」へ行くと、門から既に工事用緑ネットが架かってるのが見え、ホンマだったらパンフレット写真のように真っ白な教会の姿が見えるはずですが、せっかく来たのに惜しかった。
工事する人達が入口で休んでおり、挨拶して中に入って良いかと聞くと、「そのまま入っても良く、大事な物は隠してあるので、好きなだけ写真を撮っても良い」と笑ながら言います。
お言葉に甘えて中に入ると、確かに正面の内陣と言われる祭壇の所には青いビニールシートを広げて見えないように隠してあり、室内の床などが取り外してあります。
ここで始めてステンドグラスの実物を見ましたがキレイですねぇ。
ところでステンドグラスは、内側・外側からも同じ色で見えると思ってましたが、写真のように違ってます。
外側から見ると黄色系統の色が付いており、あまりキレイでなく、これがどおいう仕掛けで内側から見ると違う色になるのかわかりまへん。
単に色ガラスを貼り付けただけとは違うような気がするので、だれかカシコイ人が居たら仕掛けを教えてね。
「浜脇教会」のスタンプは工事中のだったためか、先に行った「牢屋の窄」の所に置いてあり、良く見もせずにスタンプをペタペタ押していたので、これを書いてる時にわかったのです。
浜脇教会から車道を下りたカーブを曲がった所で、教会の付属建物横に小さく白いマリア像らしい物が見えました。
マリア像は、教会正面より少し離れた所で花に囲まれて手を広げているマリアさんが居たので、それ一つだけだと思ってたのです。
雰囲気的に「ルルドの泉」を模してるような気がしたので行ってみると、岩を積み重ねた穴に西洋風的な顔立ちしたマリアさんが手を合わせていました。
「ルルドの泉」つうのは、仏教徒は知らないでしょうがクリスチャンならば、たぶんだれでも知っている「奇跡の泉」と云われてるものです。
「あらすじ」としては、フランス「ルルド」という場所に住んでいた少女が、近くの洞窟でマリア様と会い、マリア様が示した場所から泉が出て、その泉がどんな病気でも治ったそうです。
ウソこけぇ・・と思う、疑い深い人は、「奇跡の治癒力「ルルドの泉」・超常現象の謎解きを見てね。
実は、σ(*_*)も五島・教会群を巡るまでは「ルルドの泉」なんて知らなく、五島の教会を巡ってみるとこれを模した洞窟が数か所ありました。
五島の「ルルドの泉」は「井持浦教会」が日本初で作られたそうで有名です。
しかし、浜脇教会の「ルルドの泉」は、敷地内から少し離れているためか、ネットを見てもあまり・・というか紹介されている物が見当たらず、ほとんど存在が知られてないよおで、これがネットでの初公開のような気がします。
車で通る人は気が付いても、わざわざ車を止めてそこまで行かないと思うし、歩いてる人でもσ(*_*)のように好奇心旺盛な人か、はたまた信仰心が有る人でないと行かないと思います。
それでも地元の人達が手入れしているのか、百合の花等が手向けてありました。
田浦フェリー乗り場へ行き、今朝来た時に見つけた「田ノ浦小学校」へ行きました。
フェリーが来るのに時間が有ったので、待合室のベンチで口空けて昼寝していると、「船に乗る人が居るから、ついでに載せてやる」と大声で言って来る人がいます。
ん?・・と思って起きると、昨夜「九州自然歩道」を聞いたトッツアンでした。
良く待合室のベンチで寝ているのが、わかったなぁ・・・と思っていると、越後屋が外に出てた時にトッツアンが見つけて声を掛けて来たらしい。
もうフェリーが来たのかと思ったら着いておらず、フェリーの乗組員ではなく海上タクシーの人だった。
「九州自然歩道」情報とか海上タクシーにも乗せてくれたりして、この人にはずいぶん御世話になりました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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