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イザベラバードの道 日光 霧降の滝 遊歩道 旅行日 2015.8.19  掲載日 2015.11.26


「霜降の滝」「裏見の滝」と大日堂跡/イザベラ・バードの道

霜降の滝

 私はすでに日光に9日も滞在したのだから「結構!」という言葉を使う資格がある。霧降の滝
 日光は「日の当たる光輝」を意味する。 その美しさは全日本の詩歌や芸術に有名である。

 すばらしい樹木の森林。 人がほとんど足を踏み入れない峡谷や山道。
 霧降の滝の明るい美しさ。 大日堂の庭園の魅力。

          高梨健吉「イザベラ・バード 日本奥地紀行」より


 日光と言えば「東照宮」「中禅寺湖」等が有名ですが、正直言って「霧降の滝」とか「大日堂」なんて知らなかった。

 「霧降の滝」駐車場からく遊歩道への場所がわからず、茶店のトッツアンに聞くと親切に教えてくれました。霧降の滝

 遊歩道は石畳になっておりますが、ハイヒール等は歩きにくいだろなぁ。

 10分ほど歩き、行き止まりの所に「霧降の滝」を見る展望台があり、この滝は、遊歩道沿いに樹木が茂っており、展望台以外の場所では「霜降の滝」は見えません。

 一応「日本の滝百選」「日光三名瀑(華厳・裏見・霧降)」になってます。

 でもねぇ・・向かい側の山に落ちる滝を遠くから眺めるので、あんまり感激しなく正直言ってガッカリした。イザベラの道 霧降の滝

 イザベラ・バードは、わざわざこの「霧降の滝」の名前を挙げたけれど、滝壺近くまで行ったのじゃろうか?

 そいとも、この滝よりも上流にある「裏見の滝」へ行き、そこと間違ったのだろうか?

追記「霜降の滝」滝壺へ下りた記録を見つけました。「日本の凄いトコロ記録します」
 それによると昔は3本の道が有ったそおですが、現在は道が消滅等して危険のため立入禁止になってるそおです。
 リンク先の「霜降の滝」滝壺写真を見ると、イザベラ・バードが「明るい美しさ」と滝を表現したのが、わかるような気がします。
 そおじゃろなぁ、展望台から「霜降の滝」を遠望しても感激しなかったもんなぁ。 (2020/8/30追記)
  

裏見の滝

裏見の滝    裏見の滝    裏見の滝

 イザベラ・バードは、「裏見の滝」の事を記してませんが、9日間も滞在したのならば、当然この滝も見に行ったと思います。

 はい・・なんせ、野次馬コンジョの精神が旺盛な人だったよおなので・・ 

 「チョイノリ」で「霜降の瀧」よりトロトロと坂道を上がって行きましたが、それにしても馬力の無いヤツじゃ。

裏見の滝         裏見の滝         イザベラバードの道 裏見の滝

 「裏見の瀧」駐車場より山道を歩いて行くと、滝が有り普通「裏見」と名付いてる滝ならば、滝が落ちている裏側へも行けるのですが、この滝は行けないよおです。

 しかし、やっぱり滝は水飛沫が掛かるほど近寄らないと、滝へ来た!!・・という気はしませんわねぇ。
 

大日堂跡

大日橋、イザベラ・バードの道     大日堂跡、イザベラバードの道    大日堂跡、イザベラ・バードの道

 イザベラ・バードは、「大日堂の庭園の魅力」と記してますが、その割には日光ではあんまり有名でなさそうです。

 「大日橋」の所に「チョイノリ」を止めると、近所の家から犬が「キャンコラ・キャンコラ・・」と吠え・・・、ええいぃぃぃ、やかましい!!。イザベラバードの道 大日堂跡 日光

 「大日橋」近くから下へ降りる階段が有り、そこの河原が「大日堂跡」らしく、看板があり読んでみると、明治35年の大洪水で全て流されちゃったらしいです(イザベラ・バードが来た24年後)・・あららっっ・・

 看板に当時の大日堂の写真が有り、池を供えた庭園のよおで、イザベラ・バードもこの庭園を見たのでしょう。

 付近に石階段と土累が、しっかりと有って地蔵さんも立ってるので、おぉぉ・・ここに大日堂が有ったのかと思いました。

 でもねぇ・・何か石階段等がキレイ過ぎるし、写真の堂配置とは違うようであり、どうも新しく石垣・階段を作ったような気がする。

    大日堂跡、イザベラ・バードの道             日光大日堂跡、イザベラ・バードの道

 大日橋から眺めると、河原付近に新しく石を積んだ箇所が有り、雰囲気的にそこに堂が有って流された場所のような気がした。

 もしそおならば、わざわざ石階段や土累を新しく作らずに、看板に「そこに大日堂が有ったのだ」と書いてある方が、無用な間違いを犯さずに済むと思うのだが・・

東照宮 

 いわゆる廃仏毀釈の後には、東照宮はその栄光ある儀式や、その壮大な仏教設備が取り去られてしまった。東照宮、イザベラ・バードの道

 その光輝を担っていた200人の僧侶は四散し、6人の神官たちが勤めており、僧侶の仕事と入場券を売る仕事をしている。

      高梨健吉「イザベラ・バード 日本奥地紀行」より

東照宮、イザベラ・バードの道
 東照宮へ行ってみると、やっぱりイザベラ・バードの時と同じように、入場券を売ってる人が居て、当時の人の子孫なのでしょうか。

 でも入場券が高いなぁ・・1500円でっせぇ。

 京都などの寺では、拝観料だと言って500円位、ふんだくっているが、その3倍だからなぁ・・・

 人が一杯だし、ゆっくり見る時間も無いのでヤンピしました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アブェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。



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