HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) > 7 湖 畔
旅行日 2015.8.19 掲載日 2015.12.4
不思議にもの哀しい光景の長い列をなす、不毛で灰色のバラックのような家々の廃村が、湖を一定の距離わたって取り囲み、2・3の茶屋あるのですが、ほとんど住民が居るという気配がありません。
高畑美代子「イザベラ・バード 日本の未踏路」完全補遣より
中禅寺湖周辺は、今でこそホテルとか土産物屋が、ぎょうさん並んで居ますが、当時はバラックのような家が有り廃村かと思うような風景だったようです。
もっとも後日、晩秋の時に中禅寺湖へ来た時は、もうシーズンオフのためか夕方になると店仕舞いをして、夜なんか開いてる食堂を探すのがタイヘンで、ゴーストタウンかと思うほどだった。
中禅寺湖畔を走ってる途中、湖沿いに歩道があるのに気付き、試しに通ってみると、なかなか良い感じで、この遊歩道は観光地図には紹介されてなく、ネットでも「歩いた」と掲載されてるのを見てません。
よっしゃあぁ~・・秋の紅葉時には歩いてみよう、ひょっとしたら、イザベラ・バードが歩いた道かもしれない。
「竜頭の滝」が途中に有りましたが、帰りに寄る事にして「湯元」へ向かって走り、「戦場ケ原」で一休み・・荒涼とした風景で、ええですなぁ。
途中に在る「湯滝」へ寄ってみました。
この「湯滝」の存在は知らなかったので、どうせ大した滝でも無いだろお・・と思ってたんですが、それが、あぁたぁ・・・滝壺も間近で見られて「華厳の滝」よりも見応えが有るかもしれない。
バイク駐車料金を200円とられましたが、料金を払うだけの価値は有ると思う。
キノコの写真を撮ってる親子が居て「帰って調べようね」とママさんが言っており、良かったなぁ・・夏休みの宿題が一つ片づいて(^O^)。
見ると、白いキノコで毒キノコだとすぐにわかったが、勉強のため調べる方が良いだろおと思って黙っていた。
側を通りすぎたオバハン達の一人が「マツタケかな」と言ってるのを聞いて、なんでもかんでもキノコを見れば「マツタケ」と思うのがおかしく、思わずニヤッと笑った。
「湯滝」の上流が「湯ノ湖」になっており、その湖から水が滝になって流れ落ちてる仕掛けになっており、その「湯ノ湖」も良かった。
恋人と手を繋ぎ、愛をささやきながら湖畔を歩くと、絵になりロマンチックでしょうねぇ。
もう、その頃に戻りたくても、戻れんジジイになっちまったが・・いいなぁ・・ウラヤマシイなぁ・・ちきしょう。
帰りに「龍頭の滝」の上流より下まで歩いてみましたが、「湯滝」の方が良いような気がする。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アブェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
以下、広告です。
老後の趣味に憧れのピアノを始めてみませんか? |
<レンタルボックス>の種類・料金を見る
<レンタルボックス>を自宅周辺で探す |
中学英語を使える英語に! |