HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) 9 泉門池
「湯ノ湖」「戦場ケ原」ハイキングコース 地図(pdf)
旅行日 2015.11.11 掲載日 2015.12.6
戻り道に、私は湯元湖の氾濫により形成された「湯滝」へ行って来ましたが、そこは大きな水の一群が素晴らしい波形をした黒い岩を40度の角度で、細裂きの絹糸のように見える何千もの分岐した小滝に分かれています。
高畑美代子「イザベラ・バード 日本の未踏路」完全補遣より
奥日光の「湯ノ湖」は、この「湯滝」の頂上に有り、湖の水はそのまま岩を伝い落ちるようになってます。
イザベラ・バードは「湯滝」の様子を、よぉ~観察しており、記載されている通りの滝です。
「湯の湖」より「湯滝」に沿って遊歩道が有り、下りる事ができますが、逆に階段を上がって行くのはキツイでしょうなぁ。
ホンマは紅葉時に来たかったのだけれど、遅くて晩秋の時期になっちまい、付近は葉のない枯木状態でした。
奥日光の「湯滝」から「戦場ケ原」を経て「竜頭の滝」まで、イザベラ・バードが通ったのは国道なのか遊歩道を通ったのか、わかりませんが、せっかく来たので遊歩道を歩きました。
「戦場ケ原」へ行くには、「湯滝」の滝壺展望所からと、売店横からの2箇所のルートがあります。
地図を見ると途中で合流するので、遠い所から来たのだから欲張って、遠回りの滝壺展望所コースにしました。
板で作った遊歩道がを歩き、周囲は低い熊笹が一面に生えており、これだけ広範囲に生えてるのも見事なもんです。
「熊に注意」の看板が有ったので、笹の隙間からクマさんがヌッと出てきても、おかしくない雰囲気なので、熊除け鈴をリュックに付けました。
が・・たぶん、あんまり役に立たなく、気休めだろなぁ。
やがて「小滝」まで来て、その後は「湯川」に沿った道になり、この川の変化も、なかなか美しい。
「あるぅ~日、森の中ぁ、クマさんとぉ、出会った・・」と心の中で歌いながら、静かなクマザサの道を歩いてると、ベンチが設置してある所へ来たので一休み(「泉門池」と後で知った)。
休んでいると、後ろから一人の青年が追い付き、初めて遊歩道で人と出会った。
ベンチに座り、日向ぼっこしながら、ボケェ~と口を開けていると平和ですのぅ。(^O^)
水辺の所には鴨が3羽ほど泳いでおり、近寄ったら逃げるかな・・と思ったので、行きませんでした。
ところが出発してから看板有ったので、読んでみると「夏でもいるマガモ」と題して「本来、冬になって渡ってくる鳥なのですが、奥日光では一年中住み着いて繁殖しているものもいます。
ここのマガモは人が近づくとエサをねだりに近寄ってきますが、本来の野生が失われてしまうので、エサはやらないようにしましょう。」と書いてありました。
へえぇぇ・・・知らなかった、そおだったの。
そおするってぇと・・先程の鴨は、エサがもらえると思って近くを泳いでたのでしょうか。
おまけに、ここの水面は湯川の一部だと思ってましたが「泉門池」という池らしい。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アブェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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