HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) 23 川 治
竜王峡遊歩道 地図(pdf)
旅行日 2015.11.13 掲載日 2016.1.7
川治温泉駅に車を置き、ここの駅舎には神輿が飾ってあるのですねぇ。
神輿を担いだ事が有るのでわかりますが、この神輿は立派で重量が有りそうです。
大人10人程度では担ぐのはキツイく、予備も含めて最低20人程度は居ると思う。
川治温泉駅を出発して国道を少し歩いたのですが、小網ダムへ下りる道がわからず、やっと人家の前に居たオバハンに聞きましたが、できれば案内看板が有ったら良いのにぃ。
小網ダムを渡って対岸へ行くと遊歩道「川治温泉黄金橋」への青い看板がありました。
そこへ一人のオババが通りかかり「川治湯元駅は、どの道へ行けば良いのか」と聞きに来たので、「σ(*_*)も知らんが、川治温泉黄金橋への看板が有るので、駅まで行けると思う。」
オババの手を見れば「竜王峡遊歩道」の観光地図を持っており、お互いに「通行禁止」だったのを残念がりました。
オババは、トットと先に歩いて行き、けっこう足が早い。
まだ少し紅葉が残っている川沿いを行くと、向こうからトッツアンが来て話すと、やはり「通行止め」になってるのを知らなかった。
竜王峡遊歩道を歩く人は、たいてい鉄道を利用するのだから、各駅に大きく「通行止め」になっている事を書いて知らせてくれれば良いのになぁ・・・ちと不親切な気がする。
遊歩道の行程は、そんなにキツイ道ではなく、散歩コースに丁度良い感じです。
広い「あじさい公園」に入ると、どのように行けば良いか、わからんかったが、竜王峡に沿って行けば「黄金橋」が見え、ベンチで先程のオババが昼飯にしてました。
ここも標識が有ったら、良いのになぁ・・まぁ、別に迷子にはならんと思うが・・
ここは温泉で、傷や腫れ物に苦しむ人々が大勢湯治に来るところである。 湯は川のそばにあり、粗末な階段を降りていった底にある。
露天風呂で、たくさんの男女が湯に入っていたので、温泉の温度を確かめることはできなかった。 彼らは一日に4回入浴し、一回に一時間入ってる。
高梨健吉「イザベラ・バード 日本奥地紀行」より
「黄金橋」を渡った岸に「岩風呂薬師の湯」が有るらしく(写真「川治温泉」左側)、イザベラ・バードが来た時は、露天風呂で混浴だったよおですねぇ、今もそうらしいが・・・。
イザベラ・バードは混浴だったので宗教上の理由なのか、外人を初めて見る人ばっかりの時代だったので、珍しいモンが来たぁ~・・とばかりに、どっと取り囲まれちゃうからなのか入浴しなかったよおです。
ちなみに、イザベラ・バードが来る10年ほど前に、新撰組の土方歳三も「宇都宮の戦い」で敗れて会津へ向かう途中、この「川治温泉」で湯治した逸話が伝わってるそうです。
川治運動公園へ出た時に、川治湯元駅へはどの方向へいけば良いのかわからず、ちょうど歩いてきたオバハンに聞くと、「そこの薬師堂横に有る道を行けば良い。」と教えてくれました。
薬師堂へ行ってみると、横に急階段があり・・ゲッ!!・・
車道を通れば遠回りになるので、ヒーコラ・・言いながら階段を上り「川治湯元駅」に着きました。
川治湯元駅は広く整備されており、小さな人工の池には、二匹のオモチャのカッパも泳いでます。
カッパの背中には「警備員」「河童♂三代目」と書いてあり、なかなかユニークでんなぁ、こおいう遊び心が面白く、考えた人はエライッ!!。
写真を撮っていると、先程のオババが来て「湯西川温泉駅」は、どの道を行けば良いのか」と聞いてきます。
ここから汽車に乗るのかと思ってたが「会津西街道を歩いてる。」と言うので車道へ出る道を教えました。
電車で「川治温泉駅」まで汽車で戻って、どうせこれからの行く途中なので、あのオババが歩いてたら車に乗せてやるつもりで走らせていると、五十里ダムのトンネルで追い付いたので乗せてやりました。
しかし、まぁ・・このオババの、よぉ~しゃべる事・・人の話も聞かず、バババッッ・・と自分の思ってる事を機関銃のように・・(^O^)
「湯西川温泉駅」まで乗せてやり、次回はここから歩くそうです。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アブェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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