HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) 41 八木山
旅行日 2015.8.24 掲載日 2016.2.20
「八ツ田」集落より国道へ出て、少し行った所で「福取」集落への道を行きます。
道の両側に、コンモリとした所があり「福取一里塚」の看板が有りましたが、イザベラ・バードの紀行文には記載してなく、まぁ・・一々そんな小さい事まで書いておれんでしょうなぁ。
やがて「福取」集落が見えた所の道端に、やっぱし木に「お札」が縛りつけてあり、その横にはコンクリ製の柱までありました。
このコンクリの凹には、「古峯神社」のお札が入っており、こおいう形式で入ってる「古峯神社」の「お札」は会津地方を巡った時に良く見かけたので、会津地方の独特な風習だと思います。
しかし、越後地方ではそのような風習を見た事が無かったので、「福取」は今は新潟県に属していますが、昔は会津に属していた風習の名残なのでしょう。
木に「お札」を取り付けるのは、よぉ~わからんが・・・
「福取」集落を通り過ぎ、「惣座峠」と思える坂道を上った所までは良かったんです。
おおしぃぃ・・このまま舗装道路を行けば快調、楽勝だな・・が・・惣座峠を過ぎた少し先で道が有りません。
はらあぁ~・・どおなってるの? 地図を確かめると「惣座峠」は一本の実線で道は続いてる事になっており、どおやら、ここで舗装は終わりで、残るは草が生えてる林道のような道を行くようでした。
どうせならば最後まで舗装道路にしてくれると良いのにぃ・・と思ったが国道が出来たので、ここで舗装をヤンピしたのでしょう。
また倒木がなければ、ええんじゃがぁ・・と思いながら走ってると、草は刈ってありますが、やっぱしヌカルミが有り、そのうち崖崩れで道が陥没してる所が有りました。
幸い「チョイノリ」が通れる道幅が残っていたので良かったが、車では通れまへんなぁ。
電柱線路の保守程度にしか利用されていないような状態の道なので、たぶん、このまま「惣座峠」の陥没を直さないような気がする。
陥没が大きくなったら、完全に廃道になる可能性が有るが、電線経路が有るので、何とかホソボソと残るかもしれまへん。
草を掻き分けて走り、そのうち上水道施設が見える付近から道が良くなりました・・砂利道だったけど・・・
国道に出て、再び旧道へ入り「八木山」集落に入ると、道端に昔の集落案内図が有り、けっこう茶屋とか旅館が道沿いに有ったようです。
ちなみに昔の「八木山」越後街道は、車道ではなく人家の前を通っていたようですが、なんせ気弱な性格のモンだから、他人の家へ入ってくような気がして行きませんでした。
「八木山」集落案内看板が有る所の階段を少し上って、写真だけはコソコソッ・・と撮りましたが・・・・
近くに「横井戸清水」が有るらしかったが、わからんかった。
「八木山」から国道に出て走ると、「栄山の一リ石」の看板があり、石が二つ転がっており、確かに「一リ」と彫ってあり、この看板が無かったら、知らない人は単なる石が転がってるだけだと思う。
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