HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) > 60 桜 峠
旅行日 2015.6.11 掲載日 2016.4.22
この日は晴れだったので、米や酒の輸送が多く見られた。
荷物をのせた何百頭もの牛を見たが、いずれも同じ種類の牛で、四頭ずつ隊をなしていた。
私たちは桜峠を越えた。 そこから眺める景色は美しい。
高梨健吉「イザベラ・バード 日本奥地紀行」より
十三峠の一つ「桜峠」も、けっこう傾斜のある車道で、歩いてると暑かった。
どの辺が桜峠の頂上か不明だが、たぶんこの付近だろう・・と思われる所からは、山麓に大平峠へ向かう一本の道が走っているのが見え、この付近の地名が「桜」らしい。
桜峠付近からの展望は、確かにイザベラ・バードが書いてるように、今までの木々に囲まれた山中と違って、おぉぉ・・広々とした下界が見えるという感じがして新鮮な眺めでした。
たぶんイザベラバードも同じように感じて「景色は美しい」と表現したのだと思う。
桜峠を越して、大平峠への道と合流した付近の木陰で一休みした。
道端に天狗さんが住んでいそうな大杉が有り、名前は付いてないよおですが、イザベラ・バードも、この大杉を見たのだろうか。
桜川に沿って車道をテクテクテ・・・
歩いてる途中の橋に「盗人沢」と書いてあり、そこを流れる沢の名前らしいが、もおチット穏やかな名前をつけれなかったもんだろか・・。
それとも、昔はこの付近で盗人がタムロしてたんじゃろか?・・と越後屋と話しながら歩いた。
30分ほど歩いて、また道端で休息、足の裏が痛く、安物のツッカケだから地面の感触が直接に足に伝わり、クッションにならないようだ。
「沢中」付近では、タンボの中に壊れた廃屋が見られ、昔は人が住んでたのだろなぁ。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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