HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) > 61 白子沢
旅行日 2015.6.11 掲載日 2016.4.25
白子沢という山の中の村で馬を手に入れ、さらに多くの峠を越えて・・・
高梨健吉「イザベラ・バード 日本奥地紀行」より
「白子沢」集落入口付近に、チッコイ「白子神社」が有り、イザベラ・バードもこの神社を見上げたと思う(一番上の写真)。
「白小沢」は思ったより人家が有り、今まで通った集落では大きい方に思えるので、イザベラ・バードも馬を手に入れやすかったのでしょう。
暑い中を歩いたので冷たい物が欲しく、自販機が有るかと思ったが無く、これだけの集落だから、有ると思ったのだが・・。
県道をテクテク歩き、地図上から見ると、旧道らしい道が「十三峠」の一つ「才ノ頭峠」だろおなぁ・・と思って行くと、そんなに勾配もなく、頂上付近に人家が一軒だけあり、すぐに県道と合流しました。
事前調査でも「才ノ頭峠」はそんなに勾配が無く、峠というほどでも無いと書いてあり、歩いてみたが確かに峠とは思えない普通の勾配でした。
県道歩いてると、付近の風景とは不似合いな近代的建物が有り、何かの研究所かと思ったら「白沼小中学校」でした。
人気が無く、既に廃校になっているようで、校舎の壁に「いのち輝く 白沼っ子!!」の額が掛かっているのが道から見えました。
沼沢集落へ桜川に沿って旧道を行くと、道端に清水が出ています。
側にコップも置いてあるので、それで飲もうとしたら中に毛虫が一匹張り付いており、水を入れてコップをゆすいで取ろうとしましたが、毛虫もシブトク張り付いて取れなかった。
キレイなコップだったのですが、毛虫とクチヅケする勇気が無く、結局手ですくって飲み、水は冷たくて、生き返ったような気がします。
イザベラ・バードも、きっとこの清水を飲んだと思う・・・・毛虫が居たかはわからんが・・
次の宇津峠とは逆方向ですが、今朝、出発した「羽前沼沢駅」へ向かって国道をテクテク・・
なんせ、この近くの駅はそこしか無く、宇津峠を越えて「手ノ子駅」へ行くには遠すぎます。
「羽越沼沢駅」待合室には、中学生が描いた水彩画が飾ってあり、明るい色を使って透明感が有り、構図も良く、遠近感も出ており上手な絵だと思う。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
以下、広告です。
老後の趣味に憧れのピアノを始めてみませんか? |
<レンタルボックス>の種類・料金を見る
<レンタルボックス>を自宅周辺で探す |
中学英語を使える英語に! |