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尺八を携え歩いた塩の道 H23.6.15 旅行   H23.8.17 UP


「塩の道・西回り」ルートを歩く

 頚城大野駅、塩の道・西回り    頚城大野駅舎内、塩の道・西回り    頚城大野駅・駅ノート、塩の道・西回り

 「塩の道」の西回りルートを歩くため、早朝の一番列車・・と言っても7時過ぎだが、小滝駅より「頚城大野駅」まで行き、「駅ノート」にいつものイラストが有るかな?と思って楽しみに探したが無く、良く似た別の人のイラストが有りました。

 「西回り」ルートは世間にあんまり知られていなく、「塩の道」は先日歩いた糸魚川から大網峠を越えて平岩のルート「東回り」が一般的に知られていますが、これから歩く「西回り」ルートも「塩の道」だったらしい。

 ネットで調べると「西回り」ルートを歩いた人も居るようですが、残念ながら記事情報量が少ないため、道がどのような状況なのかほとんど分かりませんでした。

 この「西回り」ルートは日本海付近の公園から始まるらしいのですが、コンジョ無しなので海からこの頚城大野駅から出発し、その間をズルしました。

 姫川沿いの土手、塩の道・西回り    翡翠橋、塩の道・西回り    翡翠橋の岩石標本、塩の道・西回り

 頚城大野駅を出て、姫川沿いの土手堤防を歩きながら「翡翠(みどり)橋」へ・・姫川河川敷の勾玉、塩の道・西回り

 この「翡翠橋」は最近できたらしく地図には記載されてなく、「翡翠橋」の歩道には、姫川周辺で採れる石の標本が埋め込まれてます。

、最初は何のため橋に石が置いて有るのじゃろ?・・と思って気にも留めませんでしたが、そのうち10m間隔程度に設置されているのに気付き、改めて良く見ると石の標本でした。

 学校の岩石調べには良い標本になると思い、これを埋め込み設置しようとアイデアを出した人は、もんのすごくエライ!!・・・表彰モンだと思う。

 姫川の河川敷に「勾玉」の形をしたのが見え、これもアイデア賞もんだと思う。

西中小学校付近、塩の道・西回り   薬師堂、塩の道・西回り   牛つなぎ石・中谷内、塩の道・西回り

 翡翠橋の途中で散歩のオバハンが挨拶して追い抜いて行き、「西中」集落の小学校に着く頃には、かなり向こうの方を歩いてた。

 その小学校のグランド近くに「御薬師堂」という標識杭が有りましたが付近を見渡してもわからず、少し歩くと家の影になっていたよおで、タンボの中にお堂らしいのが有りました。

 わざわざ戻って確認しなかったけれど、たぶん「薬師堂」だと思う。

 家の前に居たオバハンに挨拶すると
 「どこへ行かれるの?」
 「塩の道を歩いて、小滝まで・・」
 
「あんらあぁ~・・熊に気をつけてね」

 この時期、熊がアチコチで出没してるニュースが出てました。

馬頭観音、塩の道・西回り   中谷川、塩の道・西回り   六地蔵、西回り、塩の道

 近くに「牛つなぎ石」の標識杭が有り、牛の綱を繋いでおくために石の上部に穴が空いてます。

 さらに少し行くと「馬頭観音」の立て札が有り、ここは短い距離なのに、よぉけぃ説明標識が有りまんなぁ、 初めて歩く人のためには、けっこうな事だと思う。

 地蔵さんは無いが「六地蔵」を通り、さらに行くと再び道端に「牛つなぎ石」・・よっぽど牛も休みたかったのでしょうか(一番上の写真)。

牛つなぎ石・大谷内、塩の道・西回り   「大谷内」集落、塩の道・西回り   泥鱒清水、塩の道・西回り

 「大谷内」集落を抜ける頃、「泥鱒清水(?と読めた)」の標識杭も立っていましたが、どこに清水が有るのかわからず、近くに小屋が有るだけだっので、だれか知っていたら、たぶんカワイソーな伝説が有ると思うので教えてね。塩の道・西回りルート

 「大谷内」集落に有る最後の家から犬が吠え、そこを通り過ぎた所で一休みして、自作の「熊除けの鈴」を取り付けました。

 杖に付けた風鈴は、杖を立てながら揺さぶっても、思ったほど音がしてくれませんが、杖を水平に持って揺さぶると、ウルサイほど「チリ・チリ・チリ・チリチリ~ン・・」と鳴りました。

 いよいよ、熊が出そうな、それらしい地へ・・・チリ・チリ・チりリ~ン・・・


 小滝駅、塩の道・西回り←前頁「小滝駅」へ  次頁「虫川」へ→虫川、塩の道・西回り


 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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