HOME > 紀行文「目次」 > 五島列島・教会巡り「目次」と「地図」 > 14 江上天主堂
2018/6/1旅行
奈留島に着き観光客は自分達だけのようで、地元の人らしい数人がフェリーから降り、やっぱり福江島ほど賑わっていませんねぇ。
扉ガラスに椿の絵が描いてある閑散とした「奈留ターミナル」には、「江上天主堂は、内部公開していない」と書いてあります。
え?・・なんで?・・と思ったが、江上天主堂へ行く際には事前連絡が必要だと言う「インフォメーションセンター」へは、どうせ内部へ入れないのならば電話連絡しても無駄と思ってしなかった。
「江上」集落へ向かって車を走らせ、あんまり車が走っていませんなぁ。
トンネルを抜けて海岸に着いた所に廃校になった「江上小学校」跡が有り、かなり大きい近代的な学校ですが、どれだけの生徒が居たのでしょうか。(江上小学校については、別頁に掲載してあります。)
学校前の道路に車を止めて「江上天主堂」へ行くと、おぉぉ・・写真やネットで紹介されている通りの姿じゃねぇか・・・当たり前だが・・ワハハ。
入口前には「当分の間 外観のみの見学てなっています」と書いた紙が貼ってあります。
それでもスタンプが置いてあるだろおと思って探したが無く、この後で行った奈留教会に置いてありました。
この江上天主堂の特徴は二つ有り、天井が曲線になっているのと、柱の木目模様が手書きで描いてあるらしい。
明治時代の建造物には、わざわざ木目模様を手書きで描いてある事があり、日本の灯台でも内部の腰板に手書きで木目模様を描いた物があり、その木目模様も一つとして同じではなく、こおいうのは明治時代の職人芸でしょう。
そおいう事があって国の重要文化財になってるのでしょうが、内部を見たかったなぁ。
説明看板によると1881年に四家族が、この「江上」に移住して洗礼を受けたのが始まりらしい。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八二重奏「アヴェ・マリア」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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